＜基本項目の説明＞

システム全体で使用される基本項目について説明します。
基本項目もそれぞれの表が用意してあり、そこに登録されたものが保存されます。

以下は事業区分、事業者、物件/事業、銀行と現預金口座、試算期間及びパラメータの表です。
[事業区分表]事業区分はその取引が不動産か一般か、または事業には無関係な生活費かを区分します。
[事業者表]事業者を登録する表です。
[物件/事業表]物件または一般事業の場合は事業を登録する表です。
[銀行と現預金口座表]銀行や現金、預金口座を登録する表です。ここで登録されたものが資金とみなされます。
[試算期間表]試算期間を登録する表です。ここで登録した期間が「資金繰表」等の期間になります。
[パラメータ表]画面やエクセル操作環境のカスタマイズを設定する表です。

以下は科目表と科目分類表です。
[科目表]は「資金繰表」や「収支予測」で登録する取引の種別を表わす科目を登録します。あらかじめ標準版をユーザに提供します。
もちろん変更も可能です。
ここでは管理帳票や試算表、また確定申告の自動集計のための設定ができるようになっています。
[科目分類]は科目を束ねて分類するための表です。科目表はこの分類ごとに括られています。

[減価償却表]固定資産の減価償却のための表です。減価償却は「資金繰表」に登録しなくとも自動的に記帳されます。
またこの表で、償却方法が定額法と定率法の場合、自動的に計算することも可能です。

[入居者情報]物件の入居者を登録する表です。敷金（預り金）等はこの表から計算されます。

[ファイル操作]システムファイルの複写や変更、削除をするための表です。シミュレーションやバックアップ用に複写したり、削除したり
することができます。物件売買の時など、本番システムに影響を与えずに、データを登録し試算することができます。