初期設定メニューなどの「事業者の登録」では、確定申告のために、「本人控除コード」「扶養人数コード」を
設定します。
ここではその詳細を説明します。
なお、言葉の意味などは税務署から送付される小冊子「所得税及び復興特別所得税の確定申告の手引き」をご参照ください。
(1)本人控除コード
本人控除コードは4桁の数値と3桁の障害者人数で構成されています。
4桁の数値の意味は次の通りです。
1桁目:寡婦・ひとり親…0:該当しない、1:寡婦、2:ひとり親
2桁目:勤労学生…0:該当しない、1:該当する
3桁目:配偶者控除…0:該当しない、1:一般控除対象配偶者、2:老人控除対象配偶者
4桁目:配偶者特別控除…0:該当しない、1:該当する
※配偶者特別控除に該当する場合、確定申告科目表の「54配偶者の合計所得金額」を必ず入力してください。
これにより配偶者特別控除額を自動計算します。
障害者人数の設定(3桁)は次の通りです。
1桁目:一般障害者の人数(自分も含む)
2桁目:特別障害者の人数(自分も含む)
3桁目:同居特別障害者の人数
いずれもなしの時は「0」を設定します。
(2)扶養人数コード
扶養人数コードは4桁の数値です、意味は次の通りです。
1桁目:一般扶養親族の人数
2桁目:特定扶養親族の人数
3桁目:老人扶養の同居老親等の人数
4桁目:老人扶養の同居老親等以外の人数
いずれもなしの時は「0」を設定します。
<扶養人数コードの年度設定について>
扶養人数コードについては、将来の試算ができるように期間に応じて設定することが可能です。
7つの期間が設定できます。
初めの入力域左側には年度の表示があります。
この年度は変更することができます。
その場合はフォーム上のそのタイトルをクリックしてください。
現在使われてない他の項目も空白位置をクリックして年度とコードの設定が可能です。
なおこれらの項目の順番は、右方向の並びです。下方向ではありません。
その順に小さい順にしてください。
例えば、「2019年以降」「2022年以降」「2024年以降」…など。