マイクロソフトOffice(1708)の問題の経過報告

先日ご案内しました、マイクロソフのトOffice(1708)の問題に関して、今日マイクロソフトの Developer(開発者向け)サイトで、対応版が公開された旨の報告がありました。
但しまだ、エクセルなどのアプリケーション画面からは更新されないそうです。
それができるまでは、まだ時間を要するようです。
前回「Officeを更新しない」に設定された方は、まだしばらくそのままにしておいてください。

今回の問題は、「単純だけどとんでもなく大きな問題」ですので、さすがにマイクロソフトも 緊急対応をしているようです。
会計職人も販売開始以来、一時的にでも使えなくなるような問題は、今回が初めてです。

なお、上記の今回の問題の対応版ですが、同じサイトで「暫定対応手順」として、コマンドを 使って対応する方法が掲載されています。この方法ならすぐに対応できます。
通常はお客様に「コマンド」などの操作は公開しませんが、操作は割合簡単で、弊社でも 対応が実証できましたので、記載します。(対策後もバージョンは1708でした…。)

但し、この操作はパソコンのことが詳しい次の方が自己責任で行ってください。
(弊社はこの操作についてご質問等は受けられません。)
・今回の問題に該当する方(Officeのバージョンが1708)
・対策を急ぐ方

[暫定対応手順]
@コマンドプロンプトを起動します。(テキストベースの黒い画面です。)
・[Windows]+[R]キーで「ファイル名を指定し実行」画面を開きます。
・「cmd」と入力し[OK]をクリックします。
・コマンドプロンプト画面が開きます。
AOffieを対応バージョンにするための次の文字列をコピーし、コマンドプロンプトの > の 右側(カーソルの点滅しているところ)に貼り付けます。
"%programfiles%\Common Files\Microsoft Shared\ClickToRun\officec2rclient.exe" /update user updatetoversion=16.0.8431.2094

※上記は1行のコマンドです。メールの幅が狭い時は織り込まれ複数行になっているかもしれませんが、 念のため、メールの幅を広げて1行にしてからコピーしてください。
B[Enter]キーを押すと対応版への更新が始まります。

<注意事項>
・Office(Excel、Word、ACCESS、PowerPointなど)アプリケーションが起動されていない 状態で行ってください。
・Office のインストールフォルダを既定のフォルダから変更している場合は、%programfiles% 部分を Office インストール フォルダに変更してください。
・インターネット接続の状態で行ってください。

※上記でご不明な点がある場合は、操作しない方がいいと思います。

以上です。
皆様方には、大変お手数をおかけします。
ご不明な点がありましたらいつでもお気軽にお問い合わせ下さい。
(ただし上記対策方法についてはお答えできません。)
よろしくお願い申し上げます。